Ayutthaya Heritage City(アユタヤ遺跡)の旅
今日はアユタヤ遺跡の旅をご紹介します(^^♪
バンコクから北へ約70キロ。チャオプラヤー川とその支流に囲まれたアユタヤは、14世紀、この地に400年余りの栄華を誇ったアユタヤ王朝の首都でした。東南アジア諸国との貿易で国際商業都市として繁栄し、多くの荘厳な寺院や黄金に輝く仏塔、優美な王宮が建設されましたが、18世紀に入りビルマの侵攻により衰退しました。現在残る遺跡群は、アユタヤ歴史公園として整備され、1991年にはユネスコ文化遺産に登録されました。世界中からの観光客でにぎわうタイ随一の観光地です。
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アユタヤ遺跡も色々ありますが、我が家は子供も小さく、猛暑の中で遺跡を巡っても子供たちが飽きて機嫌が悪くなと予想され、①3基の仏塔が残るワット・プラシーサンペット、②木の根に埋もれる仏頭が有名なワット・マハタートに絞って見学することにしました。遺跡に興味ある方もいらっしゃると思いますが、家族連れの観光であればこの程度でも十分かもしれません。
①3基の仏塔が残るワット・プラシーサンペット
近くにはお寺もあり、金ぴかの巨大なお釈迦様にお祈りすることも出来ます。バンコクのワット・ポーの大寝釈迦物をご覧になった方には珍しくないかもしれませんが、アユタヤでもこんなお釈迦様を拝むことが出来るなんて、タイの人々の仏教への信仰の厚さが良く表れています。
ワット・プラシーサンペットから車で5分ほど移動したところにワット・マハタートがありました。決して歩けない距離ではないのですが、炎天下で子連れには厳しい距離なので車で移動しました。実際に見てると仏頭が思っていたよりも小さく、長い時間をかけて仏頭の周りに木の根が絡みついた様子が確認出来ました。この前で記念撮影することも出来ますが、新型肺炎流行の前だったこともあり、結構混んでいました。
②木の根に埋もれる仏頭が有名なワット・マハタート
18世紀のビルマ侵攻により首を切り落とされた仏像も残されています。当時にはしては立派な建物だったと想像を巡らせる一方、つい300年ほどでこれだけ時代が変わることを考えると、100年後、200年後はドローンカーが飛び交う等、きっと今と全く異なる世界になっているだろうと妄想してしまいました。
初代ウートン王の菩提寺ワット・プララームも見えました。すぐ近くなので行ってみようかとも思いましたが、炎天下で歩き回った子供たちはもう限界。ここから眺めることで十分として休憩することにしました。
休憩で訪れたのはPRANG VIEW というカフェ。遺跡から車で5分ほど、店内からワット・プララームを眺めることも出来ます。アユタヤで綺麗なカフェやレストランを探すのは簡単ではないのですが、こちらはとても綺麗でオシャレな感じ。メニューも様々なかき氷や飲み物等、充実しておりお勧めです。
ランチは色々調べて現地のホテルSALA AYUTTHAYA(https://www.salahospitality.com/ayutthaya/dine/)で取りました。チャオプラヤ川のほとりにあるレストランで川の流れを見ながらゆっくりと食事をしました。アユタヤ観光するのであればお勧めのレストランです。ゆっくり遺跡鑑賞したい方はこちらに宿泊しても良いかもしれませんね(写真なくてごめんなさい)。
遺跡巡りで疲れた子供たちを楽しませるべく、アユタヤ水上マーケットにも立ち寄りました。たくさんのお土産屋さんやレストラン等が立ち並び、ボートに乗って水上市場内を周ることも出来、タイの雰囲気を味わうには良い場所かと思います。この他にアユタヤの歴史に関するショーなどもあり、それなりに楽しむことが出来ました。
バンコクへの帰路に歴代の国王たちが夏を過ごす別荘として利用するBang Pa-In Palace(バンパイン宮殿)に立ち寄ろうかとも思いましたが、子供たちが疲れ果てていたこともあり、バンコクへの帰路につきました(^^♪