パタヤのサグラダ・ファミリア! The Sanctuary of Truth(サンクチュアリー・オブ・トゥルース)

こんにちは(^_-)-☆

今日はバンコクから車で約2時間(130km)、タイの観光名所パタヤビーチの北にそびえる巨大な木造寺院The Sanctuary of Truth(サンクチュアリー・オブ・トゥルース) をご紹介します。

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パタヤビーチから車で15分ほど走ると、サンクチュアリー・オブ・トゥルースの駐車場があります。チケットを購入(入場料は大人500バーツ、子供110㎝~140㎝が半額、110㎝以下は無料)し、そこから10分ほど歩くと入口へ到着。更に急な階段を下ると漸く木造建築の荘厳な寺院が姿を現します。自動車販売で財をなした大富豪が1981年から建設を始め、約40年が経った今も完成を目指して作業が続けられています。

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ちなみにスペイン・バルセロナサグラダファミリアは1882年に着工され、完成予定はガウディ没後100年にあたる2026年とされているようですので、工期は144年ということになります。なんとなくですが、サンクチュアリ・オブ・トゥルースの建設もまだまだ長引きそうな予感がします。

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寺院はまだ建設中なので借りたヘルメットをかぶり、自由に中を見学することが出来ます。高さ105m、幅100mの巨大な木造寺院が金属製の釘などを一切使っておらず、すべて木組みだけで建設されていると知り、思わずタイの法隆寺か!と突っ込みを入れてしまいました。寺院の屋根や尖塔等はおびただしい数の仏像彫刻で覆われ、その寺院の名前の通り真実の聖域、強い神への信仰が感じられました。

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寺院の中では職人が観光客を気にせず、黙々と彫刻作業を続けています。彫刻がとても繊細で気の遠くなるような作業とその美しさに圧倒されます。オープンエアな空間であり、自然光が美しく感じられる点もサグラダファミリアを彷彿とさせ、ガウディの建築と通じるものを感じました。

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バンコク市内の寺院とは一風変わった趣なので、パタヤへ行かれる際や立ち寄ってみてはいかがでしょうか?きっとあなともタイ独自の仏教美術に驚き魅了されることでしょう(^^♪